2025/02/03 08:59
【アビヤンガマッサージって?】
古代インドやスリランカで行われてきた
伝統的な健康法で、美容や解毒作用、
体質改善に効果が大きな
アビヤンガマッサージ。
アーユルヴェーダの「アビヤンガ」は
サンスクリット語で「繰り返す」と「手や足」という
2つの言葉からなります。
温めたオイルを全身に繰り返し刷り込んで、
浸透させる施術で、押したり揉んだりするマッサージとは異なります。
【アビヤンガマッサージの効果】
通常のオイルマッサージケアといえば、主に保湿を目的としていますが、アーユルヴェーダのアビヤンガは
保湿だけが目的ではありません。

保湿はもちろんですが、
一番の目的は【経皮吸収】です。
●血管に入ったオイルが様々な箇所に
栄養を直接届けること
●血液の汚れや、身体の中の毒素を排出すること
マッサージ開始後、4分で骨まで届き
10分で内臓、細胞に届くと言われています。
デトックス効果・リラックス効果・美肌効果・
疲労回復・体力アップ・自律神経の安定・
美髪効果・安眠効果・免疫アップ…と
数々の素晴らしい効果を
もたらせてくれます。

【どんなオイル使うの?】
使うのは【太白ごま油】。
太白ごま油は、身体を温める効果があり、
冷えを改善します。
また、身体に溜まった毒素を排出する力があります。
手のひらで温めて、
人肌に温めたオイルを使いましょう。
また、ドーシャや、目的に合わせたアロマを
数滴たらしたら効果はさらにup☺️

私は、さらに9種類程度のハーブを
浸透させたものを使用しています。
ハーブオイルは、ハーブの持つ効能が
直接身体に届くため
とても美容、健康効果が高くなります。
濃縮ハーブが浸透したアビヤンガオイルの作り方は、
【アビヤンガオイル作り講座】で学べます↓
毎日、全身マッサージをおこなうことで、
効果はさらにあがります。
全身できない場合は、
「頭、耳、お腹、膝から下、足の裏」だけでも
おこないましょう。
【マッサージ方法】
アビヤンガマッサージは「経皮吸収」させるのが目的なので、お風呂上がりの湿った肌ではなく、乾いた肌にすりこんでいきます。
皮膚からオイルを浸透させ、血管に入り、
体内に直接栄養を届けます。
さらに溜まっている毒素を
デトックスさせるのが大きな目的です。
なので、普通のオイルマッサージよりも
素早く手を動かし、
「すり込む」気持ちでおこないます。
マッサージ後は、15分ほど置いて、温かいシャワーを浴びる、お風呂に浸かるなどします。
朝する場合は、寝起きの乾いた肌に。
夜する場合は、お風呂の前に。