2022/07/11 11:34
今回は、
【カパについて】のお話です。

アーユルヴェーダではすべての事柄を3つのドーシャに分けて考えます。
【カパ】は
【水と土】の性質の
ドーシャです。
また、誰でも季節や生活習慣によってカパが増えたり、減ったりとドーシャバランスは常に変化します。
カパの性質について

【カパ】は【水】と【土】からなっています。
重たい・滑らか・冷たい・湿り気・溜め込む…などが、カパを象徴する体質です。
✅争いを好まない
✅我慢が得意
✅一つの事を長く続ける
✅聞き上手
✅優柔不断普段
✅捨てられない
✅愛情深い
✅食べるのが好き・グルメ
✅梅雨が苦手
✅丈夫な体・骨太
✅柔らかい肌
✅太りやすい …など
カパが憎悪する季節・行動
✅梅雨の季節・雨の日
✅朝、いつまでもベッドから起きない
✅昼寝
✅間食・食後のデザート
✅変化のない生活
✅運動不足
✅食事量が多い
✅人の世話ばかりしている
✅我慢の日々 …など

体質的に、カパが一番少ない人でも、生活によってはカパが憎悪します。
食べ過ぎが続いたり、小麦製品、甘いデザートやスナック菓子を食べていたりするとカパが憎悪します。
そんな時は、顔も浮腫んで、アゴにはニキビができます。
アギニキビや顔のむくみはカパの乱れの代表です。
また、昼寝をしすぎていたり、生活にメリハリがない時は、グチグチといつまでも考えてしまったり、頭の整理がうまくいかず、切り替えがうまくできません。
カパを憎悪させる食べ物
カパの味は「塩味・甘味・酸味」
特に甘い味のもの、味が濃いものはカパを象徴する味です。
また、「重い・冷たい・油性」もカパの性質です。
食べ過ぎるとカパが憎悪します。
✅塩分の高い食事
✅甘いもの
✅揚げ物
✅冷たい食事
✅乳製品(チーズ・牛乳・バター)
✅ナッツ類
✅大豆・お肉・玄米
✅卵
✅イモ類
✅小麦製品
✅お餅 …など

カパが増える時間帯
✅6:00-10:00
✅18:00-22:00
朝の時間はカパの時間です。
コツコツとした作業が得意なカパを有効に使うには、事務作業や家事をこの時間に済ますのがおススメ。
夜のカパタイムは、寝る準備の時間です。
入浴をしたり、家族の団欒、愛を感じる時間にしたいですね。
カパの乱れ診断
✅目ヤニが多い
✅アゴニキビ・白いニキビ
✅オイリーな肌
✅顔のむくみ
✅アレルギー・花粉症
✅お腹がいつも重い
✅食後眠い
✅朝起きるのがダルい
✅体が重い・手足がだるい
✅片づけられない
✅冷蔵庫がパンパン
✅運動の習慣がない
✅ネチネチ・グチグチしている
✅肥満
✅糖尿病
✅動脈硬化
✅高コレステロール …など
上記のような症状がある場合、カパが憎悪し乱れています。
生活習慣を見直してみましょう。
カパを整える食事・生活
まずはカパの味「塩味・甘味・酸味」を控えることが大切です。消化に重いもの、豪華な食事をやめましょう。
溜め込むのが得意のカパ。お腹が空いていなければ食事をやめ、3食無理に食べなくても大丈夫です。
食事の前は一旦深呼吸して、今のお腹の空腹感と相談してください。
「苦味・渋味・辛味」はカパをバランスさせる味です。
積極的に取り入れたいですね。
また、サボり癖や太りやすさを解消するために、早寝早起きを心がけ、特に汗がジワッと出るくらいの運動をすることがオススメです。
YURIE YOGAでは、朝ヨガ20分の内容が日替わりのフローヨガです。カパが増える朝の時間帯にはピッタリな内容✨チェック↑
冷える性質もあるので、温かな食事や体を温めるスパイス、生姜をとりましょう。
