2023/05/14 08:33
病気と老化の根源!!
『恐怖のアーマ物語①』

私も日々、蓄積中の『アーマ』の除去に励んでいるところですが、その『アーマ』って一体何?ということです。
『アーマ』って何?
簡単に言うと…
消化しきれずに体の中に溜まった毒素(老廃物)のこと
消化力に合わない食事・化学物質の摂取・ドーシャバランスの乱れによって、アグニ(消化の火)が弱ると、消化・代謝がうまくいかなくなります。
消化されないということは、栄養にもなれず、血液にもなれず、脂肪や筋肉にも慣れない食べたものたち…。
代謝がうまくいかないので排出すらしてもらえず、一体どんな見た目で体に溜まっているのか…。
それが、毒素『アーマ』です。

『アーマ』は血管・リンパ管・神経などを通り、体の色んなところへ移動します。
体内の弱いところにどんどん蓄積していきます。
特に目立つのは、解毒に必要な肝臓や女性の場合は子宮に蓄積しています。

そして、想像してみてください…
『アーマ』は先ほどもお伝えしたように、未消化物の毒素(老廃物)です。
本来なら、食べたものをしっかり消化(栄養などに変え)、いらないものがあれば排出します。
ただ、アグニ(消化の火)が弱り、自分に合わない食事や量を繰り返し摂取することで、この大切な消化・排出ができなくなり、次から次へと更なる量のアーマが溜まっていくというわけです。
排出物の代表として「便」がありますが、まさに老廃物ですね。
そんな便のようなものが、体に残り、血管を通り、神経を通り、体のどこかの深いところに蓄積している…。
もしかしたら、血液やリンパを詰まらせているかもしれません。

想像したら、まさに恐怖です!!
『アーマの蓄積』は老化を促進させ、様々な病気を引き起こします。
だって、うんこ💩みたいなのが身体中に巡って溜まってるんですから😂(想像力を膨らませてみた😂)
そうなる前に、生活習慣や食事を見直して、アーマをだしきりたいですね。
アーマの蓄積チェック
✅味があまりわからない
✅濃い味付け好き
✅お腹が空かない
✅食べても満足できない
✅胸焼け
✅口の中が酸っぱい
✅口の中が粘着く
✅舌ゴケがある
✅ニキビ・湿疹がある
✅傷跡が治りにくい
✅尿が濁っている
✅便秘・下痢
✅オナラが臭い
✅体臭・口臭
✅関節・背中がわけなく痛い
✅寝起きがだるい …など

どうでしたか?
当てはまるものがあれば、アーマ蓄積中です。
数が多ければアーマ蓄積からの爆発寸前かもしれません。(病気の発症)
アーマを溜めない生活をし、アーマを排出しましょう。
アーマを溜めない
食生活・生活習慣
✅白湯を飲む
朝はコップ2杯は飲みましょう。内臓を温め、便秘を解消します。
✅アグニ(消化の火)に見合った食事量をとりましょう。
時間帯によってアグニの状態は変わります。自然のリズムに合わせた食事量を。
【朝と夜】
アグニが落ちます。食事の量を減らし、消化に良いものを食べます。生野菜などの体を冷やすものも控えましょう。
【昼】
一番アグニが強いので、その時間に1日のうちの一番大きな食事をします。
✅食事と食事の時間を空ける
消化されて、お腹が空いてから食べましょう。お腹が空く前に食べることはアーマを溜める原因になります。
もし、お昼を食べて、夕食の時間帯にお腹が空いていない場合は、お昼ご飯の食べ過ぎです。そんな時は夕食を抜くか、お腹が空いてからスープのみ摂取などが好ましいです。お昼ご飯の量を見直しましょう。
✅アグニを高めるハーブやスパイスを摂取
食事の30分前に、生姜白湯、レモン白湯、クミンティーなどを飲む。
もしくはトリカトゥ(黒胡椒・ナガコショウ・生姜を合わせたもの)を白湯に溶かして飲む。
どれも消化力を上げるものなので、食前30分くらいに飲んでおきましょう。

✅オイルマッサージをする
アーマは油分に溶けやすい性質があります。アビヤンガマッサージ(太白胡麻油)を習慣にするとアーマを排出し、溜めづらくなります。

✅断食をする
断食を定期的に行うことでアグニを正常に戻し、消化力を上げることができます。
✅しっかり排便、排尿する
老廃物を出すには、やはり排出するにかぎります。水分をしっかり摂り、尿や便をしっかりだす。

排便が困難な場合はトリファラを摂取。
尿の回数が少ない場合はコリアンダーティーを摂取。
コリアンダーシードは腎臓を浄化し、デトックス効果の高いスパイスです。溜まった毒素を尿で出す働きをしてくれます。利尿作用があります。
また、デトックスハーブのヘナを使って、肝臓、子宮、体内に溜まっている毒素を便でごっそり排出するのもオススメです。
血液が綺麗になります。
✅運動をする
適度な運動は巡りを良くして、解毒効果があります。

アーマの話で、モヤっと気になることがある方は、是非アーマを溜めない生活習慣に変えてみましょう。
アーマは体だけでなく、心にも溜まるます。
アグニ(消化の火)は食べたものだけでなく、日々の感情などの消化も行うからです。