2022/07/11 15:38
アーユルヴェーダって何??

アーユルヴェーダとは、世界最古の医療です。
起源は5000年以上前…。
まだ、文字がない時代、人から人へ暗記して口で伝えられた医療。
のちの、中医学・西洋医学の元になったといわれています。
「Ayur」は「命」、「Veda」は「科学・知恵」という意味。
現在の日本では西洋医学がメインとなっています。
皆さんは、病気が発症したら病院に行って対処してもらいますよね?
目が悪くなったら眼科に行き
お腹が痛くなったら消化内科にかかる…
それを「対処療法」といいます。
アーユルヴェーダでは、「対処療法」ではなく「全体療法」をおこないます。

全体療法とは…
◯◯科というものはなく、一人の医者が全ての症状を見るということ。
なぜなら、アーユルヴェーダでは、目が痛い、お腹が痛い…などの症状はその部位だけでなく、その人の生活や体全体からくる症状と考えるからです。
アーユルヴェーダの4つの柱
①病気を未病に防ぐ「予防医学」
アーユルヴェーダでは、いつもスッキリとした心地良い状態が健康な状態と考えます。
朝起きれない、夜寝られない、便秘がち、食べすぎる、イライラする、憂鬱…などの、日常生活に溢れるそんな些細なサインをキャッチして、サインに合わせた食べ物や生活を提案し、治療していきます。
そうすることで、発症する病気を未病にしていきます。
②無駄な老化をさせない
「エイジングケア」
アーユルヴェーダでは、「美しくいること=健康な状態」と考えます。
加齢は防ぐことはできませんが、年齢以上に老けて見えることは病気の発症に繋がります。
乾燥肌の悩み、肌荒れ、むくみや肥満…など、見た目に現れる不調は、全て体の内側、生活からくると考え、症状に合わせた治療をしていきます。
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③居心地の良い自分を知ること
アーユルヴェーダでは、人それぞれの体質を重要視しています。
本来の居心地の良い自分の体質を知って理解し、生活することで、より健康で、充実した人生を送ることができると考えます。
④本来の自分の道を歩む
知恵をつける
人それぞれ、目的を持ってこの世に生まれてきています。その目的を達成・それに向かって歩んでいくことが幸せへと繋がると、アーユルヴェーダでは考えます。
自分自身を見つめ、自分自身が心から楽しい思うものとの触れ合い、成長に繋がる道を選ぶことができる健康状態、生活の基盤を作っていくことが重要です。
アーユルヴェーダでいう
健康な状態って
具体的にはどんな状態なの?
健康な状態ってどんな状態を言うのでしょうか?
アーユルヴェーダでは7つのことをクリアしていることを健康といいます。
①ドーシャが、その人のベストバランスであること
②体、全ての箇所(卵子・精子まで)栄養が届いていること
③アーマ(未消化物)が蓄積されていないこと
④アグニ(消化力)が健全であること
⑤五感が正常に機能し、知性があること
⑥魂が清らかで、健やかであること

アーユルヴェーダでは
全ての健康を左右しているのは、
ドーシャバランスだと考えます。
今のあなたのドーシャバランスが、本来のドーシャバランスよりどう乱れているのか?
体や心からは、どんなサインがでているのか?
乱れていたら、どのように対処していくのか…
治療をおこなう上で、自然食事療法、生活習慣の改善、呼吸法、瞑想、ヨガ…などでドーシャバランスを整えることを、まず第一に提案しています。
